特徴
- 常温での硬化が速く、初期密着が良いので作業時間が短縮されます。(研削まで35分/20℃)
- パテ付け直後に50℃〜70℃/約10分の加熱即硬化しても割れ、硬化不良がおきません。
- 低温時には研削までの時間を約15分(加熱10分+放冷5分)に短縮できます。
- ヘラ付けせいが良く、タレが少ない為容易に厚付け(10mm)出来ます。
- パテの硬化収縮がないため、パテの歪みの出やすい薄い鋼鈑の部品にも厚付け出来ます。
- 低収縮型のパテでありながら研磨ペーパーの目詰まりがなく、良好な研削性を持っています。
使用方法
マンテン700の硬化剤は防錆鋼鈑用F−10をご使用ください
- 鋼鈑の研磨、脱脂など下地処理を十分に行い、研磨後直ちにパテ付けをしてください
- 主剤に硬化剤「防錆鋼鈑用F−10」を2%(1.5〜3%)加え、均一に練り合わせてください
- パテ付けははじめにしごき塗りをして鋼鈑のペーパー目にパテを十分馴染ませてから、必要な厚みに盛って下さい
- パテを加熱硬化する場合は、50℃〜70℃で10分程度行ってください
- 加熱終了後は必ず放冷してから研削作業を行ってください
- 常温硬化ではパテ付け約35分(20℃)後にP80〜P120のペーパーで研削してください
- サフェーサ、上塗り塗料の塗装は常温硬化(20℃)でパテ付け後約2時間以降に行ってください
- 加熱即硬化したパテは研削作業後続けてサフェーサ、上塗り塗料の塗装が出来ます
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性状
項目 |
性状 |
ポリエステル樹脂パテ |
主剤外観 |
灰色パテ状 |
硬化剤色 |
茶色 |
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硬化性
項目 |
20℃ |
加熱硬化 |
硬化時間 |
4〜5分 |
60℃×10分 |
指触乾燥時間 |
12分 |
60℃×10分 |
研削可能時間 |
35分 |
15分 |
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耐熱性(加熱時間30分)
項目 |
常乾・加熱 |
SPCC鋼鈑 |
150℃ |
ボンデ鋼鈑 |
120℃ |
アルミA−5052 |
160℃ |
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右の写真がマンテン700です。写真の写りが悪いので良く
分かりにくいのですが反りが出ていません
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右の写真は従来通りの板金パテです。こちらも分かりにくいの
ですが見事に反っています。これだけ反ってしまうのですから
パテ付け後の歪みも出る可能性がありますね |
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